このページでは四柱推命の十二支と通変星について解説します。前回と前々回の記事はこちら↓
●【四柱推命】運勢が悪い時ほどしっかり準備を
●【四柱推命】十干と十二支とは
喜神の十二支とは?
喜神の十二支は、運気を活発に良い流れにする力を持っています。喜神の十二支が示す運気は、何事も順調にはかどる時期や物事を示しているでしょう。喜神の十二支は、丑・寅・申です。十二支が持つ喜神のパワーがそれぞれもっと漲っていくので運勢が高まると考えられます。丑の水や土・金の力が強まり、運命がより良い流れに変化することがわかります。
忌神の十二支とは?
忌神の十二支とは、午が火の五行を持ち火の力を強めるから忌神の十二支と考えられます。火と火がぶつかると運勢が悪くなるという考え方です。例えば火の力を持つ人と火の力を持つ人が結婚すると、必ず衝突して離婚するとも考えられます。火の力が全くないという事も悪いかも知れませんが、火ばかりの十二支が集まると運気を下げる場合があると考えて良いでしょう。
喜神の通変星について
通変星とは、比肩・劫財や食神・傷官、正財・偏財、正官・偏官、印綬・偏印などです。通変星は四柱推命占いには欠かせられないものです。身弱の内格や従旺各・従強格での喜神の通変星は、比肩や劫財・印綬・偏印です。あくまでも人それぞれの命式によって通変星が持つ意味が異なるから、必ず食神や正官・正財だから必ず吉運だとはいえません。人によっては、食神や傷官も喜神になる場合があります。人それぞれの命式によって、喜神が変わる事を忘れないでください。喜神は運勢が高まり順調な流れになる事を意味します。自分にとっての喜神の役割をする通変星を知ることが大切です。
忌神の通変星について
身強の内格や従児格・従財格・従殺格などの忌神の通変星は、比肩や劫財・印綬・偏印です。従児格の人は、食神や傷官・正財・偏財が喜神になります。従財格の喜神は、食神や傷官・正財・偏財・正官・偏官などが喜神に当てはまります。忌神もいれば喜神もあるので、運勢のバランスを考えて人生を歩むことも大切かも知れませんね。良い運気の流れが終われば、運気の流れが悪くなります。良い運勢と良い運勢が交互するかのように訪れるのでしょ。結婚や仕事など人生で大切な事柄を四柱推命で占って慎重に人生を歩めても、やはり悪い事態から逃げられないこともあるのです。もって生まれた運命を良い事だけに変化させ続けることは無理なのです。忌神を除外したい気持ちを抑えて、どうしても運勢が悪い流れになった時は大人しく過ごして幸せになれる運気に変化するまで待ちましょう。幸せも不幸も喜神や忌神のように両方が存在しているのです。
四柱推命の喜神や忌神が気になるか?
この世の中に四柱推命占いに興味を持つ人は多くいるでしょう。四柱推命占いを理解することは難しいです。そして、四柱推命の喜神や忌神が運命にいい影響や悪い影響を与える事を信じる人も少ないでしょう。喜神や忌神の存在を信じないというより知らない人がほとんどかもしれません。東洋占術とも考えられる四柱推命占いは、本当に奥深いです。喜神や忌神が運命を波乱万丈に追いやっていると感じる人もいるかも知れません。四柱推命に関心がある人は、喜神や忌神の定める運命に納得できるのでしょうか。喜神も忌神も四柱推命占いにとっては大切な一部なのです。