この記事では四柱推命の十干と十二支について書きます。【四柱推命】についての基本的なことは運勢が悪い時ほどしっかり準備ををまずお読みください。
四柱推命の十干とは？
四柱推命占いで使われる十干とは、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の事です。この十干は、喜神や忌神を調べる時にも使われます。十干は陰陽五行論と呼ばれ、運勢の善し悪しを見るために役立ちます。木の五行の甲乙の陽は甲で大木を現し、陰の乙は草花を意味します。火の五行の丙丁は陽が丙で太陽を意味して陰の丁はキャンドルの灯りなどを現しています。また、戊己は土の五行で陽の戊は山を示して陰の己が畑を意味します。庚や辛は金の五行で陽の庚は鋼鉄の金属を意味して辛が宝石の原石などの柔らかい物を示しています。壬と癸は水の五行で陽の壬は海や湖を意味して陰の癸は雨などの水滴を現しています。十干を見れば、相性や喜神と忌神の動きがわかるでしょう。
十二支の五行について
四柱推命では、十二支に対しても五行があります。亥は水と木・子は水・丑は水と土に金・寅は火と木・卯は木・辰は木と土に水・巳は火と金・丑は火・未は火と土に木・申は金と水・酉は金・戌は金と土に火です。十二支の五行を見れば、運勢の善し悪しが見抜けるのです。特に結婚するとか事業を始める等大切なことを占う時に、十二支の五行が運勢を読み取ります。
喜神の十干とは？
戌と己は土の五行の十干ですから、土や金の五行をパワーアップさせて火の五行を弱めるので喜神の十干になります。また、庚や辛は金の五行で金の力を強めて火の力を弱めます。人にとって利益になる効果がある五行が喜神の十干だと考えて良いでしょう。金や土・水などの資源は人々の生活を豊かにしてくれるから喜神の十干なのです。
忌神の十干とは？
酉や丁は火の五行の十干で火の力をパワーアップさせて喜神の金の力を弱めるから忌神の十干になります。また、申や己は木の五行の十干で申は喜神のエネルギーを弱めて、己は土のエネルギーを弱めるので忌神の十干です。また、壬や癸は酉や丁の忌神の力を弱めて良い意味に考えられるのですが、喜神の巳とぶつかるので忌神の十干になります。忌神の十干とは、人に不利益をもたらし、人々が生きていくうえで必要な力を弱める働きがある十干を指します。
