子どもの想像力って、
大人の想像力をはるかに超えているなって思うことがよくあります。
私にも子供時代があったはずですが、
気づけば、常識、経験が先にきて、非常に頭でっかちになっているんです。
でも、こどもって、何を見ても楽しめるし、
何を見てもおもちゃにしてしまうし、
そのパワーやエネルギーって、すごいなっていつも思います。
いつぞやは、私の靴を、プラレールのトンネルとして使っていたり(笑)
尿検査に使うプラスチックの入れ物を、おもちゃの戦闘機の背中に積んでミサイルにしていたり(笑)
「そうきたか!」って思えることがたくさんあって、
子育てって、そういう意味でも本当におもしろいなと、実感しています。
これって、特別なキットとか、英才教育とか、必要ないんですよ。
そんなものを遥かに越えた域で、子どもは想像力を逞しくして、
自分なりにあれこれ考えてやってみている。
大人だったら、「靴ははくもの」という固定観念しかないけど、
こどもは、「この靴ならプラレールの車両が入るかも」なんて考えるわけですよね。
そういった思考の柔軟性って、
やっぱりこどもならではのもので、
それを、おとなになってからも持ち続けている人が、
いろいろな発明やアイデアにつながっているんだと思います。
こどものやっている試行錯誤を「バカげてる」といって一蹴し、
いわゆる型通りのお勉強ばっかりというのでは、
大人の想像力をはるかに越えた子どもの想像力では、
非常に物足りないものにうつるのではないかと思っています。